トキと暮らす島の挑戦者

趣味で作る自家製ミルクキャラメル

IMG_4573.JPG

金子めぐみ(かねこ めぐみ)35歳
佐渡市小木堂釜在住

 小木半島の堂ノ釜に住む金子めぐみさんは、
福岡県出身の35歳。動物が好きで将来は酪
農業を目指そうと北海道の酪農場へ研修中、
現在のご主人と出会い15年前に佐渡へお嫁
さんに来ました。めぐみさんは90頭の乳牛
を飼う大規模酪農家の奥さんとして、また、
3人の子供の母としての忙しい日々を送っ
ています。酪農の仕事は辛い時もあるが田
舎暮らしが夢だったことや自然の中で動物
たちに触れられるのでとても満足している
と話してくれました。毎日の仕事内容は、
朝5時から牛の世話で始まる。餌やり、牛
舎の掃除、そして搾乳を終えると午前11時
になる、およそ6時間かけての仕事だ。そ
して休憩、昼食のあとの午後3時から同じ
作業を行なうが一日の仕事が終了するのは
午後9時になるそうだ。しかし、動物好き
の、めぐみさんのさわやかな表情からはそ
んな苦労は伺えない。
IMG_4571.JPG

IMG_4566.JPG
 そんなめぐみさんが、一年程前から趣味
で作るようになったのが自家製の牛乳で作
るミルクキャラメルです。きっかけは友人
から貰った、北海道花畑牧場のミルクキャ
ラメル、買いたいと思っても中々手に入ら
ないので自分でレシピを参考に思考錯誤の
末に完成、仕上げの硬さが難しく3回に一
度は失敗するかなと苦笑する彼女。仕事が
忙しいので滅多には作らないと言うのが残
念ですが、子供が大きくなって将来時間が
取れるようになれば、気の合う仲間たちと
一緒に自分たちが育てた牛の乳でアイスク
リームやキャラメル作りにチャレンジして
もいいかなと言うめぐみさん。佐渡の地に
またひとつ将来の新しい夢が膨らみそうで
す。

前のページ

地元陶芸家とコラボで
新商品開発

IMG_4543.JPG

柴原行雄(しばはら ゆきお)64歳
セイデンテクノ(株)社長

国仲平野の県道沿いに宇宙ロケットから自動
車まで電子機器の部品を作るセイデンテクノ
株式会社がある。昭和四十八年創業で当初は
黒電話の部品製造、その後パソコン部品や携
帯電話の基盤など時代に即応したモノづくり
戦略を行なってきました。しかし、時代とと
もに価格競争が激化し、技術力はあっても離
島ゆえの輸送コストに悩まされました。それ
を解消するため現在では横浜に東京事務所を
設置し、倉庫を借りて対応しているそうです
が、この費用負担を賄いなお利益を得るため
にと、自社オリジナル製品の開発に取組んだ
そうです。
 そして、ドアの事故防止のためにセンサー
を組込んだドアの開発や、JAXA(宇宙航空
研究開発機構)からの認定も受けている宇宙
開発事業の技術を応用した電子茶香炉「ヒー
ター式多機能アロマポット」として、佐渡の
伝統工芸「無名異焼」とハイテク技術をドッ
キングさせた癒しの製品を開発。そして、今
度は環境と自然にやさしいLEDを使った「ド
ーム型インテリア水槽」を開発した(上写真)
。時代の先を見据える直感とアイディアを駆
使して社員一丸で取組むのが当社の強み、佐
渡生まれ佐渡育ちの企業を存続させることが
私の使命、次代を担う若者が地元で活躍でき
て働ける環境整備に力を注ぎたいと熱く語っ
た。
【問い合わせ】セイデンテクノ(株)
TEL 0259(55)2034

a_gz_001_3.jpg

a_gz_002a.jpg
佐渡の伝統工芸無名異焼を使った本格派香炉
a_gz_002_5.jpg
火を使わないヒーター式、7色に変化するイル
ミネーションでアロマの香りとともに心を癒し
てくれる。

IMG_4553.JPG
新製品のドーム型インテリア水槽、下の睡蓮鉢
に自動水温制御や自然水補給などのハイテク技
術を収納。任意の色を演出するLEDイルミネー
ションも心を癒してくれる。

LED自動点灯モード.jpg

次のページへ